前回の日記の続きで。。。

そう、だから、勇樹とは『不倫』関係ではない。
と、私サイドからは堂々と言える。

でも、夫サイドから見たら、『不倫・浮気』でしかないんだろうな。

そう思うと、人間愛に近い『不倫』は、『友達』だと言い切ってしまえば
どうなんだろう。
『友達』だと言い切れば、後ろめたさもないし。
そうすれば、なんだか吹っ切れる気がする。

でも、それって、自分以外の誰かに対する言い訳でしかない。

本当は、こんなことはない方が良いに決まってる。
でも、こんなにも深い関係になれる人がいたことを無駄にはしたくないし。
何よりも、勇樹と出会って、タクヤと出会って、
その結果、現在がこういう状況である以上、もうどうしようもない。

ただ、『友達』がいることにいい気にならないで、
タクヤも、家族も大切にしなくちゃいけないね。

そう思った。

それより先のことは、これからまた考えていくしかないのかな。

今日から2月。
天気もいいし、ガンバロー、っていう気持ちになれる。
こういう日に、面倒な仕事をやっつけちゃうといいかも。

ところで、昨夜、なんとなーく考えていたんだけど、
私と勇樹のしていることは「不倫」なの？って。
最近思うのが、ちょっとそれとは違うような。
もっと、人間愛に近いような感じ？
会えないのが当たり前、
互いに家族がいるのが当たり前、
っていうのが前提にあるから、
なんか、世間で聞く「不倫」というのとはかけ離れている。
ドロドロした感情も無いし、悲しくもない。

でも、会えなくても、話が出来なくても、
何年も続いてしまうのは、やっぱりそこに「人間愛」があるから？

そういえば、ちょうど勇樹と出会ってから6年になった。
6年前のこの寒い季節は、缶詰になって研修していたな。
懐かしいなあ。
志を同じくした、合格者の集まり。
その人たちとの24時間一緒の生活。
その研修所では、ちょっと遠くて、大人で、近寄りがたい存在だった人。
それが、実は、こんなにも近い人になるなんてね。
ということは、勇樹と5年目のお付き合いに突入するのか。
そういう細かいことって余り考えていなかったけど、
結構スゴイことだなあ。

やっぱ、絶対、「人間愛」だとおもう。

今日は、愛妻の日なんだそうな。

1月31日の「1」を「アイ」と読ませ、
「31」を「サイ」と読むそうだ。

ということで、お昼ごろ、タクヤからランチの誘い。
で、ランチは「愛妻の日だから僕がおごるよ」と。
さらに、「今夜、仕事が終わったら何か買って帰るよ。欲しいものは無い？」

優しいじゃありませんか！

欲しいものは「愛情」と答えておきました（笑）

いつもこんなタクヤなら家庭円満なんだけどなあ。（他力本願）

この前、『漂流教室〜ロングラブレター』を借りてきて見た。
今まで興味のかけらもなかったのに、やけに窪塚洋介がかっこよくて、
それ以来、ちょっとファン。
突然、眼中に無かった人がかっこよくなっちゃう事ってあるんだなあ。。。
でも、最近お目見えしないね。

話は変わるけど、
ここのところ、忙しさが尋常じゃなくて、ちょっと参ってました。
でも、今日を乗り越えればなんとか、平穏な日々が戻ってきそうで、
しかも、今日は、午前中、タクヤと仕事の合間にお茶したり、
勇樹から熱烈なメールが届いたりして、
なんとなく、心もほぐれたり。
（そんなことしているから忙しくなる？）

色々思うように行かない時は行かないけど、
スルスルと物事が流れていくときは、全てが上手く流れていくんだなあ、って感じた。
そのバランスが取れていればいいのに、
どうして悪い時は悪いし、
いいときは良いことが続くんだろう。

明日からは、ちょっと余裕の日々。
おまけに、週末は家族で小旅行。
なんだか、楽しみで、元気が出てきたぞ。

週末、高校時代の友人から声がかかり、行ってきた飲み会。
なんと、高校の3年間、ずっと好きだった彼が来ました！

同じクラスで、仲も良くて、
一緒に遊びに行ったり、
駅まで送ってもらったり、家に遊びに行ったり、
本当に、優しくしてもらって、そして、卒業して別々の大学へ。
卒業後も、何度か連絡をとったけど、それっきりになった人。

彼は、彼のまま変わらず、でも大人になって、相変わらず素敵な人でした。
未だに、私の誕生日を覚えていてくれて、
「えー、なんでイブの誕生日を知ってるの？」
っていう、友人の突っ込みに、
「だって、好きだったもん！」って答えてくれていた。

私も、ずっと忘れられなくて、大学生になって一人暮らしのアパートで、
長い間、彼と腕を組んで撮ったツーショットの写真を飾ってあったっけ。

今はもう、お互い家族がいるし、そういうときめきはないけど、
久しぶりに甘い思い出が蘇って、嬉しかった。
また、これを機に、時々皆で飲みに行こうって話になって、

最初は正直、気が重い飲み会だったけど、行って良かった。

高校の3年間、彼を好きで良かった。

このトシになって、初めてでした。
っていうか、そんなことがあるんだなあ、と経験を一つ積みました。

↓　詳細は秘密にて　↓

事務員さんが残業に突入していますが、私は日記書いてます。
はい、薄情モノです。

今日は、正月明けで一番忙しかった〜。
でも、忙しく、アレやコレやと動いているのが気持ち良かった。
私ってば、なんだかんだ言って仕事好き？

今年もこうやって頑張って行くんだなあ。

うん、うん。

今日は、勇樹とランチデートしてきました。

本当に、ランチして、その後スタバでお茶して、っていうだけのデートなんだけど、
なんだか、穏やかな気持ちで、幸せでした。

でも、実は、心の中は新年早々様々なトラブルを抱え込み（公私共に）
食欲も無く（ビバ！ダイエット！！）
毎日、薬を飲んでいる始末ですが。

勇樹と会っていたその2時間余りと、
帰りの車の中で、勇樹のことを思い出している時間。
そして、待ち合わせが新宿だったので、
ついでのショッピングをしている間は心がウキウキモード。

でも、事務所に戻って来てからは、またもや胃がキリキリ。

買物でも、デートでもなんでもいいけど、
上手に心のバランスをとって、ココを乗り切らなくちゃ。

なんていう心が不安定な状態で買物をしたら、
普段ではありえないほどの浪費をしてしまった。
勢い買いってヤツ？
いや、引くに引けないってヤツ？
すごく可愛くて、ジャストサイズで、一目ぼれのスカート、
いつもの癖で値段を見ないで「これお願いします」っていったら、


涼しい顔して「6万円です」って。
しかも、「今50％OFFだから、お値打ちですよ」って。

ビックリしました。
元の値段は12万？
スカート一枚に12万？

ありえない・・・。

私がこの先、スカート一枚にこれだけの投資をすることは無いでしょう。
ホント、後にも先にも、これっきり。

でも、SALEのコーナーにあったんだよ。（涙）

ああ〜〜〜（苦）

横浜近辺の駅で待ち合わせ。
その後、なぜか路線バスに乗り込み、後ろの方の席で二人並んで座った。
とりとめもない話をしながら、
勇樹の肩に頭を預けながら、
外の景色を見たり、見詰め合ったりして、ようやく到着。

「これからどうする？」
「どこか泊まっていく？」

なんて話をして・・・。

目が覚めた。
勇樹の夢。
夢の中で会えるって、とても幸せ。
現実に会っているよりも、幸せを感じてしまうのは私だけなのかな。

ああ、この週末が終わると、いよいよ今年の仕事始動。
ちょっと気が重いんだけど、
とりあえず、現実でのデートがありそうだから、まあ、頑張るとするか。

勇樹との新しい年。
そういえば、もう、何年になるんだろう？
途中、途切れそうになったりしたけど、でも、切れることのない繋がり。

昨夜、メールをしていたら、
「なんか、会いたくなってきた」と、新年早速のお誘いが。
9日ごろまでなら、暇だよね、ってことで
来週、新年初デートの予定。

そんなメールの中で、うれしいような複雑なようなメールが届いた。
久しぶりに触れる、勇樹の本音なのかな？
↓

昨夜、勇樹からSOSのメールが届いた。
こんな勇樹を見たことない、って言うくらい、弱っている。
何かしてあげたいけど、
遠い街で心配をしていることぐらいしか出来ない。

でも、今日の午後は、都内へ出張。
時間の都合をつけて、ホンの少しでも励ましに行ってあげたい。

勇樹と隔離された空間で、ゆっくり過ごす時間。
お泊りデートは、本当に本当に久しぶりで。
つきない話、美味しい食事とお酒。
誰にも邪魔されなくて、誰のことも気にしないで、二人だけの時間を堪能しました。

だけど、帰り、一人になって高速に乗ったら、考えるのはタクヤのこと。

いいのかな〜、こんなんで、って考えながらも。

いいんだ、きっと。って割り切ってみる。（割り切るしかない？）

勇樹と会っている時は勇樹のことだけを考えて。
それ以外の時間は、タクヤのことだけを考えて。
どっちつかずじゃなくて、どちらも大切にできたらいいな。

そして、ちょっとドキドキしながらも、何事も無かったように
「ただいま」って家に帰って、
「会議は疲れたよ」と、多少の丁稚上げを口にして・・・。
その日は、タクヤへの『ごめんね』を兼ねて、二人でデート。
お互いに、クリスマスプレゼントをおねだりしてみたり。
忘年会と称して、たくさん飲んで食べて。
家に帰るのが2人して面倒くさくなっちゃって、そのままホテルへお泊り。
（家に帰って暖房をつけて部屋が暖まる間に酔いが醒めちゃうのがいやだから）

翌日、二日酔いじゃないことを確認しつつ起床。
（「ウコンの力」万歳！）

その後、チビのクリスマスプレゼントを購入したり
(サンタさんへ書いた手紙をチビの部屋で無事発見！）
チビを実家へ迎えに行ったりして、あっという間の週末でした。

今日は、買ってもらったクリスマスプレゼントをつけてみた。
クロスのネックレス。
ダイヤがキラキラしていて、とっても気に入りました。

さて、仕事、仕事。。。

『新幹線の時間が確定したら、連絡するね』

昨日、そんなメールが来た。

私は、仕事を片付けて早めに現地へ向おうと思っているのに、
いろんなことを考えちゃって、仕事が進まない。

今日中に、作らなくちゃいけない書類があるのに、
2時間もそのまま・・・。

心ここにあらず、って、こういうことなのかな。

金曜日、勇樹とデートをすることになった。

ちょうどその日は、タクヤも忘年会の予定があるので
特に小細工をする必要も無く、
チビを実家へ預け、予定をたやすくあけることが出来た。

でも。

なんだか、タクヤに対する罪悪感に駆られてしまっている。

でも。

勇樹に会いたい。

そんな複雑な気持ちのままで、気がつけば、約束まであと2日。
まあ、相手が勇樹だと意識せず、
ただの仕事仲間と仕事の相談をしながら食事をするだけだ、
と割り切ってしまえば、罪悪感を感じる必要も無いのだろうけれど。

罪悪感を感じてしまうっていうことは、
やっぱり、勇樹への想いがあるわけで。

日々、仕事仲間の男性と1対1で打合せを兼ねて食事をしていても、
なんの罪悪感もない。
ましてや、タクヤにそこで鉢合わせても、なんの動揺もない。
むしろ、「一緒にどう？」ってなるわけなんだけど。

勇樹と2人の時、そういうわけにいかないなあ。

こんな風に、あれこれ考えて、
以前のように、ウキウキと勇樹へ向えなくなった私は健全なのかも
（いやいや、全然健全ではないけれど・・・）

昨日、会うなり私の手を強く握ってきた勇樹。
今日は、何をしていても昨日の勇樹のことを思い返してしまっている。
守るべき家族を得てからずっと、
封印しなければと、自分に言い聞かせてきた勇樹への想い。
ようやく、会えないことに慣れ、メールをしないことに慣れ、
今の穏やかな生活を手に入れたのに。
今、また、封印を解かれてしまった。

そして昨日、勇樹と話をしていて分かったことがある。
それは、私と勇樹の繋がり。
会えなくても、連絡がなくても、切れる事がない繋がり。
それを確信してしまった。

お付き合いをしていた数年の間に、
会えないとか、声が聞けないとか、連絡がない、とかの次元でない
ところへ私たちは辿り着いてしまっていたみたい。
もう、そんな小さな次元で私は悩まなくてもいいって。
遠く離れていても、勇樹はいつでも力になってくれて、
その存在のみで、私を勇気付けてくれている人なんだね。

勇樹がここのところ、私に会いたがっている理由も理解できた。
それが、付き合い始めた頃に勇樹が言っていたことに重なる。

『僕はイブにとっての「保険」みたいなものでいいよ。
　話したくなったときに話して、
　会いたくなったときに会ってください。
　そんな存在が一人でもいると思うと人生意外と心強いもんですよ。』

そして、以前貰ったこのメールの意味が今、すごくよく分かる。
ただの恋人同士でもなく、ただの友人でもなく、曖昧な関係。
でも、そんな線を引かなくたっていい。
恋人として会いたいときはそうすれば良いし、
単なる同業者として、仕事の話をしたいときはそうすればいい。
いずれにせよ、勇樹が、私が、お互いの中に存在している。
あの頃は、私だけが一方的に支えてもらっていた。
でも、今は私も勇樹を支えている。
勇樹も、今は支えが欲しい時なんだな。

お互い、辛い時に思い出してもらえる存在であり続けたい。
そう思った。

先ほど、メールが届いた。

「今、○○サービスエリアにいるんだ。ちょっと時間、作ってくれる？」

またもや、勇樹。
本当に、どうしたんだろう。
そして、私もちょうど2時間ぐらい予定があいているから
なんていう良いタイミングなんだろう。
だって、私の都合がつかないことだって、充分にありえる話。

絶対、勇樹に何かあったよね。
ここのところ、なんだか、変だよね。
今日こそ、きちんと聞き出してみようかな。

それとも、何も聞かず、
単なる同業者としての立場にいた方がいいのかな。
深入りしたら、きっと私も苦しくなるのは分かっている。

ほんと、悩ませてくれるよね。
そこのところを勇樹はわかっているのか、いないのか。
今まで、何年も一緒にいて、
色んな時間を過ごして、たくさんの話をして、悩みを共有して、
勇樹という人をそれなりにわかっていた気がするけど、
最近の勇樹は、全然わからない。

本当に、分からないんだ。

勇樹、本当にごめんね。

今朝、勇樹から突然のメール。

「明日、時間ある？」

最近、元気がなくて、仕事でトラブルを抱えていた勇樹。
かなり、危機的なトラブルを抱えてしまっていることは聞いていて、
でも、もう、今更私にはしてあげられることも何もないと思っていた。

「久しぶりに、イブの顔を見て、ゆっくりランチでもしたいから
　明日、ドライブがてら会いに行っていいかな？」

そんなことで、元気になるなら。
この距離が気にならないなら。
本当は、私だって、会いたいよ。

昨日、日曜映画劇場でやっていた『アルマゲドン』
何度見ても涙がツーっと流れてしまう。
昨夜は、おそらく4、5回目の観賞だったと思うけれど、
案の定、泣いてしまいました。
でも、隣のタクヤも涙を流してた！

そういえば、以前、タクヤとお付き合いをする前に
「私は、「アルマゲドン」が5本の指にはいるよ」
と、感動した映画の話をした記憶が蘇った。
でも、映画を見て、ベッドに入っても一つだけ思い出せなかったこと。
それは・・・。
確か、アルマゲドンは、公開中にきちんと映画館で見たはずで、
しかも、誰かと一緒に見に行ったはずなんだけど、
誰といったのか、全く思い出せなかった。
一緒に行った人は、そんなに影の薄いひとだったのか？
うーん。
今日、一日、何気なくそのことを考えていたけど、
やはり思い出せなかった。

結構、いい加減なんだな、私の記憶って。

人には、色々な想いがあるなあって思う。
それは、さらに人それぞれ特有のものだから、
相手の気持ちや想いは、私には正確に理解できないし、
自分の想いも、相手にはまっすぐに届かないと思う。

でも、それでも仕方ないや、と諦めることが出来る大人になってしまった。
苦しいなあ、とか、悲しいなあ、とか思って
そんな感情に振り回されているけど、
でも、それも自分の中でなんとか消化できるようになった。

後は、相手の苦しみも理解しようとする大人にもなれた気がする。
きっと、相手の人も苦しんだんだろうな、って。
苦しさを天秤にかけることはできないし、
そんな意味も、必要もないけれど、
私だけ苦しんだ、とは思わない大人になれた。

そうやって当たり前の日常が繰り返される中で、
少しづつ成長していくんだなあ、って気がついて。

私に何があろうと、周りの人になにがあろうと
また一日はやってくるから立ち止まってはいられないし、
私も前へ前へ進むしかないんだなあ。

とりあえず、何があろうと、また明日を頑張るしかないかな・・・。