あなたが 眠りにつくのを見るのが 最後だとわかっていたら
私は もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように 祈っただろう

あなたが ドアを出て行くのを見るのが 最後だと分かっていたら
私は あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが 喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが 最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって 毎日繰り返しみただろう

あなたは言わなくても わかってくれていたかもしれないけど
最後だとわかっていたら 一言だけでもいい・・・
「あなたを愛してる」と わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで 今日で全てが終わるのだとしたら
わたしは 今日 どんなにあなたを愛しているか伝えたい

そしてわたしたちは 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも 
明日は誰にも 約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日がくるのを待っているなら 今日でもいいはず

もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための ほんのちょっとの時間を
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日 あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう

そして その人を愛していること
いつでも いつまでも 大切な存在だということを そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう

そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

********************************

本屋さんで時間をつぶしている時に、たまたま見かけた本。
タイトルを見て、ちょっと手にとって、
立ち読みにもかかわらず、ジンときて。
購入して来ました。

イライラしている時や、心が狭くなっているときに読むといいかもしれない。
そう思って、デスクの電話の横に置いてある。

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