封印した想い

2007年11月14日 恋愛
昨日、会うなり私の手を強く握ってきた勇樹。
今日は、何をしていても昨日の勇樹のことを思い返してしまっている。
守るべき家族を得てからずっと、
封印しなければと、自分に言い聞かせてきた勇樹への想い。
ようやく、会えないことに慣れ、メールをしないことに慣れ、
今の穏やかな生活を手に入れたのに。
今、また、封印を解かれてしまった。

そして昨日、勇樹と話をしていて分かったことがある。
それは、私と勇樹の繋がり。
会えなくても、連絡がなくても、切れる事がない繋がり。
それを確信してしまった。

お付き合いをしていた数年の間に、
会えないとか、声が聞けないとか、連絡がない、とかの次元でない
ところへ私たちは辿り着いてしまっていたみたい。
もう、そんな小さな次元で私は悩まなくてもいいって。
遠く離れていても、勇樹はいつでも力になってくれて、
その存在のみで、私を勇気付けてくれている人なんだね。

勇樹がここのところ、私に会いたがっている理由も理解できた。
それが、付き合い始めた頃に勇樹が言っていたことに重なる。

『僕はイブにとっての「保険」みたいなものでいいよ。
 話したくなったときに話して、
 会いたくなったときに会ってください。
 そんな存在が一人でもいると思うと人生意外と心強いもんですよ。』

そして、以前貰ったこのメールの意味が今、すごくよく分かる。
ただの恋人同士でもなく、ただの友人でもなく、曖昧な関係。
でも、そんな線を引かなくたっていい。
恋人として会いたいときはそうすれば良いし、
単なる同業者として、仕事の話をしたいときはそうすればいい。
いずれにせよ、勇樹が、私が、お互いの中に存在している。
あの頃は、私だけが一方的に支えてもらっていた。
でも、今は私も勇樹を支えている。
勇樹も、今は支えが欲しい時なんだな。

お互い、辛い時に思い出してもらえる存在であり続けたい。
そう思った。

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