雨の夜

2006年2月17日 恋愛
ちょっとした嘘と口実を作って出かけた二人の距離の真ん中にある街
久しぶりに会った彼は、いつもと変わらない優しい笑顔
さりげなく私の手をつないで
私たちを知っている人は誰もいない、見知らぬ街を寄り添って歩く

心の中の思いは、今も少しも変わらずに存在していて
切ない気持ちが抑えられない
もう、二度と会ってはいけない人なのに
そう分かっているのに、どうすることもできない
別れ際、駐車場の前でさりげないキスをしてきた彼のこと
このまま思い出に出来るわけがない

不誠実なことだと充分に理解しているけれど
でも、私はまた彼に会ってしまことをとめられない

ごめんね

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